今日は、玄関階段手すり設置工事のブログです。
お客様宅の玄関階段部に手すりを設置した工事ですが、画像もアップしますが、手すりは一般的なアルミ手すりです。
階段部に、ホールソーで穴あけをし、モルタルで仕上げるという、見た目には普通の手すり取付工事です。
手すりの取付も、当社の工事のように最初に穴あけをしてモルタルで固定する方法と、手すりの柱を固定部材を使いアンカー止めにて固定取り付けをする2パターンが一般的と思います。
当社では、固定部材をアンカー止めしての取付は行いません、何故ならば、「心配」だからです。
手すりって、普段補助具として使う際にはさほど大きな力が掛ることもないと思いますが、「とっさの場合」手すりに全体重が掛ることもあると思います、非常時に頼りにし掴まるのが手すりだからです。
「万一」の心配から、階段部に穴あけしモルタルにて固定する取り付け方法で施工しています。
最初に、「安心」「安全」を考えた手すりと書いた理由は、穴を開けモルタルで固定する、その他にいちばん大事なことがあります、それは作業工程を見ないとわからないことですが、行程中に「安心」「安全」の秘密が隠れています。
お使いいただくお客様への少しの思いやりでもありますが、穴を開けモルタルにて固定する前に、穴の中に鉄筋を入れ、鉄筋と柱を溶接にて固定しモルタルを注入して固定しています。
丸い柱なので、モルタルのみで、もしも引っ張る力がかかった際に抜けてしまう恐れを心配し、穴の中でちょっとした一工程を実施しています。
直接お客様の目に触れることは無いと思いますが、当社が実施している、「安心」「安全」を考えた手すり取付工事です。