トイレの寿命はどれくらいかご存知でしょうか。
この記事では、トイレの寿命と寿命を見極めるポイントについて詳しく解説しています。
なお、トイレは寿命を迎える前に新しいものに交換するのがおすすめで、そのメリットについてもご紹介しています。
トイレを交換する最適なタイミングが分かるように、ぜひ最後まで読み進めていただけると幸いです。
トイレの寿命とは?
トイレの便器が壊れるというイメージはあまりないと思いますが、陶器製の便器はなんと100年以上使用することができます。
しかしながら、その他のパーツは劣化や故障が発生し不便を感じるようになります。ウォシュレットの動作不良や、タンクの水が何時までも止まらない、など日常的に気になるようになったらトイレの交換を検討する時期です。
最近のトイレは節水タイプでタンクの水の量もかなり少なくなりましたが、節水タイプ以前の旧タイプのタンクの水の容量が多いタイプを使用していますと一回の使用で流れる水の量が節水タイプと比べますと3倍位の水を使います。
毎日使うトイレですから入れ替えをお勧めします。
トイレの寿命を見極めるポイントとは?
トイレに使われている部品やパーツごとでも劣化や故障でそれぞれ寿命があります。トイレを使用する頻度や使用方法によってその寿命は多少変わってきます。また、技術の進歩や家族の状況によっても今あるトイレに引退してもらって新しいトイレに交換すべき場合があります。そのため、トイレの寿命を見極めるための6つのポイントをご紹介します。
便器のひび割れ
陶器製の便器は100年以上使用できるものの、掃除中に硬い物を落としたり地震があったりするとひび割れが生じてしまいます。そんな時はひび割れから水漏れが発生するだけでなく、小さな子どもが触ってケガをする恐れがあるので、新しいものに交換するようにしましょう。
便器が詰まりやすい
便器が頻繁に詰まるように感じるなら、そのトイレの寿命である可能性があります。便器がただ詰まっただけならトイレットペーパーを一度に大量に流したこと、異物を落としたことが考えられます。しかし、便器が詰まりやすくなっている場合は配水管に異常が発生した可能性も考えられ便器を取り外す必要があります。配管の修理と合わせてトイレの交換も検討しましょう。
パーツの故障
便器本体の不具合は少ないのですが、タンク内部の部品や、便座、ウォシュレットの機能は故障や不具合を起こすことがあります。メーカーサービスに依頼し部品交換や、修理も可能ですが、故障頻度が増えるようになったら、新しいトイレに交換をお勧めします。
節水機能
現在では少ない水で流せる節水機能が非常に高いトイレが販売されています。1990年代のトイレと比べると、40~50%の節水効果が期待できるものもあるほどです。古いトイレのままで使用するたびにたくさんの水を消費するか、交換費用はかかっても新しいトイレに替えてランニングコストを抑えられるかをよく検討して選ぶことをおすすめします。
バリアフリー
高齢者や介護が必要な方にとって、快適なトイレ環境はとても大切なものです。トイレの段差の解消や手すりの設置を検討しているなら、この機会にトイレも交換してもいいかもしれません。元々のトイレが女性用、男性用と2つ並んでトイレが有る場合、仕切りの壁を撤去して中を広く一つのトイレとし車いす対応を検討することも良いと思います。新しいトイレには蓋の自動開閉機能や自動洗浄機能があることも少なくないので、新しい機能を有効に活用することもお勧めします。
リフォーム
住んでいる家が全体的に古くなってリフォームを検討している場合、一か所だけリフォームするよりも複数の場所を同時にリフォームする方が一か所あたりの費用を抑えられる可能性があります。業者との打ち合わせや施工も同時に進められるので、トイレの他にリフォームしたい場所があるなら同時に行うことをおすすめします。
トイレの便器を入れ替えるタイミングで、トイレ内の壁や床材の張替えをお勧めします。
旧タイプの便器を使用していた場合、タンク裏の壁クロスが結露で黒くなっていたり、床の夜ローリングが水シミ等で変色していたり便器を入れ替えるタイミングでトイレ内のクロス、床CF貼りをお勧めします。
トイレ工事にかかる時間ですが、便器の入れ替えでしたら半日、トイレの内装を含めても一日で工事は終了します、毎日使うトイレですから、スッキリとして使いやすいトイレの入れ替えをお勧めします。
寿命前にトイレを交換するメリットとは?
費用はかかってもおすすめしたいのは、トイレは寿命前に交換することです。
なぜなら、次の3つのメリットがあるからです。
快適に使える
新しいトイレに交換すれば、様々な最新機能を活用してトイレに行くたびにその快適さを実感できます。節水機能や、節電機能で家計に優しいトイレ入れ替えをお勧めします。
消臭、脱臭機能も有り、トイレ空間が改善されます。
お手入れしやすい
新しいトイレはお手入れのしやすさについてもこだわっているものが多く、隅々まで清潔に保つことができます。とくに家族が多い家庭やトイレトレーニング中の小さな子どもがいる家庭では、お手入と掃除がしやすいことはとても大切です。
節水できる
新しいトイレにすると高い節水効果があるので、毎日使い続けることを考えるとランニングコストの差は歴然です。快適に使えてお手入れしやすいことも踏まえれば、節水までできる新しいトイレへの交換を検討したくなるのではないでしょうか。
まとめ
陶器でできた便器の寿命は100年以上ですが、配水管やタンク、温水洗浄機付きのトイレの寿命は10~20年となっています。便器に異常が見られる時はもちろんのこと、バリアフリーやリフォームをする際にはトイレの交換を検討すべきです。寿命を迎える前に交換するとお手入れしやすいだけでなく、節水効果も期待できるので、新しいトイレへの交換を検討してみましょう。
住まいの「99」涌井企画」は、お客様の立場に立ってトイレを交換すべきかどうかアドバイスさせていただきます。これまでの誠実な対応で地域のお客様を中心に多数の実績を積み上げてきた会社ですので、ぜひ安心してご相談ください。