風呂壁パネルの補修

上越市住まいの「99」涌井企画 今日のビフォー&アフター!

今日のご相談は、UBの壁部分に「黒ずみ」ができ頑張って掃除するのですがだんだんひどくなってきてしまい、とても気になるので壁のパネルを交換することはできませんか?

状態確認

UBの壁パネルの交換が可能ですかとのご相談で、早速ご自宅に伺い状態を確認させていただきました。
状態としては、お風呂に入ってすぐの部分の壁パネルが黒ずんでいました。

今の状態になるまでの過程をお聞きすると、最初は少しの汚れと思い浴室用洗剤等で洗っていたのですが、思うようにきれいにならず、より洗浄効果の高い洗剤に変えてかなりゴシゴシとこすったそうです。
結果として、状態を悪化させてしまい、こちらにご相談いただくことになりなりました。

お客様がお使いのお風呂は、タカラのUBで、壁パネルはタカラホーローが使用されています。
本来ですと、タカラホーローの特徴として、傷汚れにとても強いという特徴があります。
ついてしまった汚れも簡単に除去できる特徴もあります。

そんなパネルがなぜ、黒ずみに成ってしまったのか?

タカラのホーローは簡単に言うと、表面に硝子が焼き溶け塗装されて仕上がっていて高温で焼付け塗装されているためかなりの強度がありますが、表面が硝子ですから、ガラス面にクラックが入ってしまうこともあります。
今回のケースの場合、最初なにかの理由で表面の硝子部にクラック等が入り、洗うたびにそのクラック部から水分、洗剤が硝子面の内側に入ってしまい、表面から見たときにガラス面内側の水分、洗剤分が汚れに見えていたと思われます。
その後も、汚れを落とすために更に強力な漂白剤を使いかなり強く表面を擦っていたそうです。伺って状態を確認させていただいたときには、表面の硝子もその下の塗装部分も剥げて下地の鋼板が出ている状態でした。
汚れを落とそうとして結果的に状態を悪化させる結果に成ってしまいました。

メーカーにも確認したのですが、パネルを交換することは不可能とのことで、メーカーとしての対処方法は無く、メーカーとしてできることとして、UBの入れ替えを提案されました。

ご提案

20年以上おつかいのUBではありますが、そこ以外に問題になる部分もなく今交換は出来ないため、何とか良い方法は無いですか?と再度ご相談いただき、剥離してしまった硝子部は復旧することは出来ませんが、黒ずみに成ってしまった部分を塗装補修することを提案させていただきました。
今までの、ホーロー仕上げとは違い表面の強度は違いますが、表面の硝子部の内側への水分等の侵入を防ぎ、パネル全体の色を目立たなくすることは可能です。
という説明をさせていただき、浴室パネルの塗装補修をさせていただくこととなりました。

作業工程・終了

硝子部分が剥離して、鋼板の塗装仕上げ部分も剥げてしまっているため、表面が多少凸凹した状態に成っているため、ペーパーとパテで表面の凸凹を直し全体の色合わせをしながら塗装して仕上げます。

下作業から仕上げ乾燥までで一日弱の作業で、普通に見てもわからない状態に仕上がりました。
念の為、奥様には、必要以上に「こすらないで」くださいとお願いして作業を終了させていただきました。

 

 

まとめ

諦めてしまう前に「ダメ元」で一度、住まいの「99」涌井企画にご相談ください。
様々な経験と多種多様の技術を持ったプロがなんとか「知恵」を絞りお客様のなんとかなりませんかに対応させていただきます。

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