遺品整理とは何?具体的内容や時期、手順について解説します

遺品整理とは何?

遺品整理とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。この記事では、遺品整理をするときに知っておきたい具体的内容や注意点、時期、手順について解説します。そして、遺品整理業者を利用するときのメリットやデメリット、注意点、上手な利用方法も紹介します。遺品整理をするときには、ぜひとも一読してみてくださいね。

遺品整理とは

具体的内容

遺品整理とは、亡くなった方の遺品を整理するだけでなく、部屋を清掃して原状復帰することを指します。つまり、ただのごみ捨てだけでなく、次に人が住めるようにするところまでを行います。また、亡くなった方の思い出が詰まった物や想い入れの強い物は、供養をしてから処分するようにします。たとえば、仏壇や写真といった品々がそれにあたります。そのため、遺品整理を行う業者スタッフは、亡くなった方だけでなく、依頼されたご遺族が気持ちを整理できるようにするためにも、丁寧な仕事を行います。

遺品整理を行うとき

注意点

遺品整理を行うときには、何もかも全てを処分してよいわけではありません。まず、亡くなった方が賃貸住宅に住まれていた場合には、管理会社が管理しているエアコンや照明器具があるかを確認する必要があります。管理会社と相談のうえ、適切な処分方法を決定していきます。

次に、遺品がパソコンやスマホといったデジタル機器であれば、処分前にデータを確認する必要があります。亡くなった方であっても、データが流出して悪用されないようにしなければなりません。また、ごみの分別は厳格化されているため、地方自治体の決まりにしたがった処分をしなければなりません。

最後に、部屋以外にある遺品についての処分も必要です。たとえば、自転車や自動車が遺品となっていた場合には、買取の依頼や廃車手続きをしなければなりません。

時期

遺品整理を行う時期に決まったものはありません。一般的には、四十九日の法要を終えてからが良いとされています。実際には、遺族の方の気持ちが整理できてから行うことが多いものです。

賃貸住宅であれば家賃を支払う必要があったり、公営住宅であれば亡くなってから部屋を明け渡す時期が決まっていたり、という事情があります。持ち家であれば、遺品整理はいつでもかまいません。ただし、遺品整理ではごみが多くなってしまうために、ごみ収集日を選んだり、引っ越しシーズンを避けたりといった配慮をした方がよいでしょう。

手順

遺品整理を始めるときには、まずは遺言書を確認する必要があります。法的な効力をもつような遺言書であれば、それに従って進めていく必要があります。次に、遺品を効率よく処分していくために、分類していきます。相続対象となるもの、保存するもの、処分するもの、人に譲るものと分類します。そこからそれぞれに合った処分方法を行うようにしましょう。

遺品整理業者に依頼する

業者に頼むメリット

遺品整理は時間と体力を要すものですので、大変な作業となってしまいます。女性や高齢者では、とくに大変でしょう。そこで、業者に頼むことで、それらをすべて任せることができます。数時間で遺品の整理、仕分け、搬出、掃除、処分まで行ってくれます。

業者に頼むデメリット

依頼するデメリットは、費用面が大きいです。部屋の面積や荷物の量によって金額は異なりますので、各業者のホームページなどを確認してみましょう。その上で、見積もりを出してもらいましょう。

業者を上手く使うために

遺品整理では、亡くなった方の状況によっては特殊清掃(体液や害虫、汚物、異臭などの処理)が必要となります。遺品整理では原状復帰させることが目的となりますが、これらを個人で対応するのは難しいため、業者に依頼するのが良いでしょう。もちろん、全ての遺品を依頼するのではなく、冷蔵庫や仏壇といった大きな遺品だけを依頼するのも良いでしょう。

業者利用の注意点

業者にはすべてをお任せできるため、中には誤って処分されてしまったというトラブルが生じることもあります。そのため、先述したように仕分け作業は自分自身でするようにしましょう。また、実際の作業では追加料金が必要となったり、立ち会いが必要となったりということもあります。事前に必ず確認しておきましょう。

まとめ

この記事では、遺品整理に関する基本情報をまとめました。その具体的内容や注意点、時期、手順については必ず理解しておきましょう。また、遺品整理業者を利用するときには、メリットやデメリットを理解した上で利用するようしましょう。

新潟県で遺品整理を行うときには、住まいの99にご相談ください。遺品整理士として専門のスタッフも在籍しており、安心して遺品整理を任せることができます。まずはお電話かメールにて気軽にお問い合わせください。そこからご希望の日程をお伺いし、現地調査を行います。そこから打ち合わせを行い、どのような遺品整理を行うか決めた上でお見積もりを検討させていただきます。